2018年の感謝をこめて
多くの人に支えられて2018年を無事終えることができました。皆さま、どうもありがとうございました。 2018年、最も嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになったのは、全身全霊を傾けて打ち込んだ研究に対して、賞をいただいたこと。
受賞の通知を受けた時、涙と感謝の気持ちが溢れました。
なぜなら、その研究には、長いストーリーがあったから。 大学を卒業して約30年、3つの転機がありました。
1つ目は28年前、オーストラリアで肝移植を受けた男の子と親御さんとの出会い。
「困っている人を救える社会を創りたい」という一生をかけて果たしたい夢Aspirationをもつことができ、研究の原点となりました。 2つ目は、そのaspirationを達成するために必要なエビデンスを積み重ねるため、43歳で製薬企業を退職し、経営学の研究者の道を歩み始めたこと。
決して簡単な決断ではなく、その後も困難続きでしたが、強い信念をもって覚悟を決めた時でした。 そして3つめが、学生生たちとともにShare Your Value Projectというアクションリサーチプロジェクトを立ち上げ、