Yoko Uryuhara's Social Marketing lab.
瓜生原葉子研究室
Share Your Value Projectは、NPO法人化を目指して、2021年3月11日、瓜生原葉子研究室から独立しました。
瓜生原研究室でソーシャルマーケティングの理論と実践を学んだ若者を中心に、変わらず、ソーシャルマーケティングを用いて社会課題の解決に寄与してまいります。
本website内の記述は、2015年3月12日~2021年3月10日までの研究活動の記録です。
Share Your Value Project (SYVP)とは?
SYVPは,マーケティングの手法を用いて,人々の意識や行動を変え,社会課題の解決を目指すアクションリサーチプロジェクトです。
2015年3月~2020年2月までの第一弾の活動においては、具体的な社会課題として、保険証,運転免許証,マイナンバーカードの裏に記載欄がある「臓器提供意思表示」の表示率が,12.7%低いことに着目ています。
決して臓器提供を推進しているのではありません。むしろ,NOという意思が尊重されるためには意思表示が不可欠であることも知っていただきたいのです。
『YESでもNOでもいい。大切なのは,向き合って考え,意思表示をして、家族に共有すること。』大切な家族にメッセージを伝えること。
その行動をとっていただくため,意思表示行動に関心がない人,関心はあるが意思表示すべきかどうか決めかねている人,意思表示しようと心に決めたが実行していない人など,様々な思いを調査・分析し,各段階で最も効果的な介入方法を考え,実行し,その効果を測定しています。
また,分析を行い,効果的な方法のメニューを開発しています。
さらに,知識獲得,イメージ変容,態度変容,行動変容のメカニズムを探究し,様々な行動を促すモデルを確立することを目指しています。
VISION
一人一人が様々な社会課題に向き合い主体的に深く考えて行動し、その一つ一つの考えや行動を共有し,認め合い,それらが連鎖する社会を創る
MISSION
マーケティングの手法を用いて人々の意識や行動を変え意思表示をあたりまえにする
SYVPは2015年4月にスタートをしました。
上記のvisionとmissionにこめた想いを、「SYVPへの道」で知っていただければ幸いです。
多様な立場の方々に応援いただきながら、メンバーはSYVPを通して様々な学びを得ています。2015年度、2016年度、2017年度、2018年度と活動を積み重ねてまいりました。
また、毎年2月に「SYVPソーシャルマーケティング研究会」を開催し、活動から得られた知見を社会に還元し、誠実に研究活動を行っております。
SYVPの活動が、KBS京都放送【京都ライブ!】で紹介されました!
(映像使用許可を得ています)